日本の人口統計
先日発表された人口推計によると、2023年日本の総人口は前年と比べ60万人の減少でした。また、75歳以上の人は初の2000万人越えだそうです。
そこで問題になってくるのが、
相続問題
古い家などの遺産を相続放棄する人が、年々増えてきているのです。売ろうにも売れないし、解体するにも費用がかかり、持ってるだけも、固定資産税がかかる…
そうして相続放棄された空き家が今後さらに増えていく見通しです。
ちなみに、
相続放棄された家はどういう扱いになるのかご存知でしょうか?
持ち主が亡くなり、誰にも相続されなかった家。実はこれ、自治体に押し付けられる形になります。つまり、解体しようにもその費用は自治体の負担になるということです。
この相続放棄が、全国で増えていくとしたら?
人口減少と少子高齢化がさらに加速していくとしたら?
地方財政の悪化は、もう止めようがない所まで来てるのかもしれません。
では、地方財政が破綻したら具体的には何が起こるのか?
簡単に言ってしまうと、行政サービスの質が相当落ちます。
最悪の場合、一切機能しなくなります。
インフラ(水道、ガス、ごみ収集など)が完全ストップする可能性があるから対策しておきましょう。
人口減少・高齢化・相続放棄という観点からも、その可能性がご理解いただけるかと思います。
北海道の夕張市なんかは、分かりやすい事例ですね。完全ストップというほどではありませんが、特にゴミ収集の有料化、水道料金の値上げ、地方税アップ、などなど。
「夕張は全国で最高の負担、最低の行政サービス」
なんて、皮肉もよく言われていました。
そこまでいくともう、自治体には頼らない道を探すしかないのだと思います。
それこそ完全な自給自足とかです。
もちろん、日本を抜け、成長期の海外の国に
飛び出していくのも1つの手でしょうか。。。
10年以上連続で人口が減少している日本です。
出生数の減少も止まりません。
人口減少&少子高齢化は、もう行くところまで行くのだと思います。
そういった事実も抑えた上で、人生設計を今一度してみても決して損はないと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
ヒト・大地・海の還元
地救防衛隊 彌榮